SPI適性検査の概要
SPIは大きく能力適性検査と性格適性検査という2部構成になっています。更に、能力適性検査の方は、言語能力問題と非言語能力問題があり、言語能力問題では「語彙、読解」が中心で、非言語能力問題は「算数に近い数学、物理」などの分野となっています。
但し企業によっては、この能力適性検査で言語能力問題と非言語能力問題に加えて一般常識」としての英語、社会、理科、時事関連などの問題を設定している場合もあるので、希望する企業の出題傾向は事前にチェックしておく必要があるでしょう。
さて、最近ではSPI2が主流だと言いましたが、変更点は性格適性検査の方が中心で能力適性検査はあまり変更が無いようです。以前SPIを受けたことがある人は、そこはあまり意識する必要はないでしょう。
性格検査全般での出題範囲はかなり幅広く、これはそれぞれの企業によって、求められる能力は異なるのですから当然ともいえます。言語能力問題での出題範囲は主に二語の関係、文整序、長文読解、語句の意味、複数の意味などで、非言語能力問題での出題範囲は主に、割合の計算、資料の読み取り、確率、集合、推論、場合の数、旅人算、分割払い、料金の割引、代金の清算などとなっています。事前の勉強ですが、長文読解などは普段からの積み上げが必要なので、むしろ計算式のおさらいなどを中心に行った方が効率的にはいいようです。